2011.11.27 Sunday
179.11.27「GyeBaek 階伯」35話!遅すぎた恩顧の悔恨の念!に義慈王の嘆き!!ついに“羅唐連合”百済に進軍!階伯の決意!!
<a href="http://keyword.blogmura.com/key00332475.html">[ケベク] ブログ村キーワード</a>JUGEMテーマ:「イサン・茶母・ケベク」時代劇のイ・ソジンssi (^_^)v♪
今回は35話…、次回の最終話に向けて、お話の展開も早く内容も豊富です。時間が許せば、2回の記事(マンガ)に分けたいくらい…(o゚∀゚o)です。最後まで、相変わらずの「想像・妄想・印象」の御紹介ですが、基本、翻訳記事を参考にしての文章ですので、どうか間違いがあることをご十分ご理解下さいませ。また、今回も記事が長いので、携帯の機種によっては最後まで読めない場合も御座います。その時はどうかPCにて御覧下さいませ…それでは始めましょう…
韓国での放映は今日の再放送が最期になってしまいました…
寂しいですが、日本では年末から有料コンテンツでの字幕放映も決定をしています。
…契約をしなくては視聴出来ません。゚(゚´Д`゚)゚。…が、暫くは盛り上がれますので、
계백!!!홧팅!!! (ケベク!!! ファイティ〜ン!!!)…です(@^▽^@)!!
한국의 「계백」 팬 여러분 안녕하세요.
(韓国の「ケベク」ファンのみなさま こんにちは)
↓
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…冒頭、前回のダイジェストで、 『恩顧』が『成忠』を殺害し、『興首』がその証拠となる密書を発見。
新羅との内通が『義慈王』にばれた『恩顧』は自殺騒ぎを起こす。戦地の『階伯』は戻ったサビの自宅で新羅の『武烈王=キムチュンチュ』からの書簡を読み、『恩顧』の裏切りを知る。『キムチュンチュ』は『階伯』に、「新羅にきてくれるのなら厚遇で迎える」とも書いて寄越す。信じられない思いの『階伯』は添えられていた『恩顧』との裏取引を記した密書を読み、内通が事実と分かってその衝撃にふらつく…。
腹を立て、足早にサビ城内を『恩顧』の部屋へ向う『階伯』。取り次ぐ女官の制止を無視して『恩顧』の室内へと強引に立ち入る。ゆっくりと立ち上がった『恩顧』は、「このように失礼な態度をされるとは、何事なのですか?」と平然と『階伯』に問う。これに対して『恩顧』の顔を睨み付ける『階伯』は、「私が礼戯をわきまえぬと仰有るのなら、百済を裏切り、新羅と内通をした“恥知らずな真似”をされた妃殿下はどうなのですかっ?!」と問う。「…そのような証拠でもあると?」と応えた『恩顧』に、『階伯』は持参した『キムチュンチュ』からの書簡と、密書の現物を机の上に投げ出す。そして、『キムチュンチュ』がトビチョン城での敗戦の顛末と 『成忠』の殺害が『恩顧』の仕業によるものと書いて寄越したと伝え、戦場では、『恩顧』の所為で8000人の兵士が無為の死を遂げたのだ!と、烈しく詰め寄る。ここまで聞いても薄笑いを浮かべる『恩顧』…。「…私のした事は、全て『義慈王』も御存知の事です」言い、平然としている。悪びれない『恩顧』の姿に愕然とする『階伯』。
すぐにその足で『義慈王』の元を訪ねて「皇后が新羅と内通した事を知っておられるのですか?!」と、問い正す。「そうだ、知っている」と『義慈王』…。更に、「 では、『成忠』兄さんを殺したのも皇后だと知っておられるのですか?!」と重ねて問う『階伯』…。「…知っておる」静かにそう答える『義慈王』に「?!それなのに何も処罰を下されていないのはどうしてなのですか?!」と、思わず大きな声を上げてしまう『階伯』。その声に『義慈王』は「それならば、お前だったら『恩顧』を殺せたか?!私には出来なかった…私には『恩顧』を見捨てることは出来なかったのだ」…と、苦しげに眉を寄せて問い正す。『階伯』は「俺だったら、殺していたでしょう…」「我が百済軍は、皇后の所為で8000人の兵士が無為の戦死を遂げたのです!」「皇后のした事は“大逆罪”です、罪に問うて処罰を下さねばなりませんっ!!」そう烈しく詰め寄る。
しかし『義慈王』は「『恩顧』がこうなってしまったのも、元はと言えば私の所為なのだ…皇后が8000人を殺したのなら、私が国政を安定させて8000人の民を救って見せる!」「いま、皇后を死罪にする事は国の混乱を招きかねんのだ、『興首』もこのことを理解してくれ、事の子細を知っていても黙っておるのだ…」と『階伯』に訴える。こうした『義慈王』の君主としてあるまじき気弱な態度に、「…陛下は、この、百済の国の君主では無かったのですか?一人の女性の為だけに、存在をしている君主だったのですか?!」と涙ぐみながら『義慈王』を責めた。しかし『義慈王』は目を伏せ、力なく「すまぬ…」としか言えなかった。
その夜、『恩顧』を楼閣に呼び出した『階伯』は、「…で、『義慈王』はなんと仰有いましたか?何か処分をお考えだとでも、仰有っていましたか?」とふてぶてしく聞く『恩顧』に向って、静かな表情と口調で…「…人は、天から大きな力を授かったならば、民のためにその力を尽くさねばなりません。私は今までそうして過ごして参りました。」「妃殿下は、今までどう過ごしておいででしたか?」「皇后の地位を守ることしか、考えてこなかったのではありませんか?」黙り込む『恩顧』…、「もしも私が、何もあなたにしなかったからといって、あなたの罪が消えたわけではありません」「いずれあなたはご自身で、民にその贖罪をせねばならぬ時が必ずやって来ます。」そう言うと、静かに『恩顧』の傍を離れていった。
立ち去る『階伯』の後ろにきつ〜い目線を送っていた『恩顧』だったが、『階伯』と入れ違う形で『イムジャ』が慌てて傍にやって来て、「大変です、妃殿下っ!」と申し出る。『キムチュンチュ』が百済国内の細作達に指示をして、国中の街角に皇后『恩顧』のした事を張り紙してまわったので、民衆が『恩顧』に対して反発をしていたのだ。こっそりと民衆達の怒り嘆く姿を窺う『恩顧』と『イムジャ』…。口々に皇后を罵る言葉に『恩顧』は呆然として涙ぐむが、『イムジャ』は「妃殿下!百済国内は危のう御座います。直ぐさま百済国内を出て、新羅に亡命を致しましょう!」「幸いにも、新羅へ亡命をする伝手(つて)があります…」と一刻を争う様子で『恩顧』の決意を仰ぐ、『恩顧』は息子『ヒョ』が心配であったが、『義慈王』の息子であり、まだ成人をしていないため、母親である『恩顧』の罪に連座させられることは無いだろうとの、『イムジャ』の言葉にとうとう新羅へ行き、『キムチュンチュ』に会う決意を固める。その場からよろけながら夜の闇に消えていく『恩顧』。
翌日、御前会議の場では町中に張られていた張り紙が話題となり、『義慈王』」は差し出された張り紙を読むなり、腹立たしそうに両手でクシャクシャにしてしまう。そして、『恩顧』を取り調べるように申し渡すが、重臣達から「急がねば、皇后陛下と『イムジャ』は新羅への亡命をする恐れがあります」と報告をされる。それを聞いた『義慈王』は直ちに“朝廷佐平”『ワンヒョリン』に命じて2人の捕縛を命じる。しかし、最早『恩顧』の部屋には誰もいず、『イムジャ』共々昨夜の内に逃亡していたことが判明し、重臣達は『恩顧』の新羅への内通が真実だとの確信を深めて、ざわつく。2人を捜索するように護衛兵士『チャボ』にに命じる『義慈王』。
隠遁をしている『興首』を訪ねた『階伯』は、突然新羅が占領していた2つの城を捨てたことで、タンナラにある筈の新羅軍の本隊が今後どう動くのか?動向が読めないことを報告していた。流石の『興首』にも新羅の真意は計りかねた。そこで、『階伯』は情報を得るために、高句麗の『ヨンゲスムン』を訪ねようと考えた。『ヨンス』『テス』を伴い、新羅との国境線で陣を張る高句麗の『ヨンゲスムン』の元へと馬を駆る『階伯』…。(剣を左手に持ち、片手で手綱を操るイソジンssi 『階伯』っ、短いシーンですが、とってもカッコ良いのです。“萌え萌え〜”(o゚∀゚o)!♪♪)
『階伯』と対面した『ヨンゲスムン』は、新羅の動向よりも唐の動きの方が問題だとの話をする。考えもしていなかった話に身を乗り出す『階伯』。『ヨンゲスムン』の示す地図には、山東半島沖にある、ペンニョン島が描かれてあり、この島に向っている唐が、水軍の大軍を伴い島から南下するのか?北上するのか?で、唐の攻撃目標が百済(南下)か高句麗(北上)かが判明をすると語る。もしも唐が南下し、タンハンに在中する新羅軍がこの動きに同調をすれば、百済は陸(新羅)と海(唐)からの挟み撃ちに会うことになり、存亡の危機を迎えることになる。『階伯』はことの重大さに顔色を変え、『ヨンゲスムン』には、ペンニョン島を出た後の唐の動きを知らせて欲しいと頼む。
急いで事の次第を『義慈王』に報告すべくサビに戻る『階伯』。話を聞いた『義慈王』は、唐が大軍を準備していることに愕き、至急御前会議を招集する様に『チャボ』に命じる。「…陛下」、まだ何事かを聞きたそうな『階伯』の素振りに『義慈王』は、「皇后の行方は未だ分からぬ…最早国境を抜け、新羅国内へ入ったのではないか…」と話す。招集された御前会議の場では、唐の大軍が海路を使って百済に攻め入ってくるかも知れない、との情報に、その場に居合わせた者全てが動揺し、不安を口にする。しかし、『義慈王』は静かに手を上げて皆を制すると、威厳を持って「今は、まだ唐の動向は未確定である。『ヨンゲスムン』からの報告があってからでも、対策は立てられる。今いたずらに動揺すべきではない、今後の対応策を『階伯』に考えさせているので落ち着くのだ」と話すので、御前会議での騒ぎは収まった。
子供達の安らかな寝顔を静かに見つめる『階伯』…、そこにお茶の用意をして入ってきた『チョヨン』。2人は座って夫婦の会話をする。『チョヨン』は皇后の行方と安否を心配し、『階伯』は新羅の動向と百済の行く末を案じる。「…プイン」、「…チャングン」互いに呼び合いながら、信頼を深めた眼差しで見つめ合う2人…。一方、新羅との国境地帯にやって来ていた『恩顧』と『イムジャ』は、新羅側が守りを固めている街道に姿を現した。『イムジャ』が以前に約束をしていた書面を見せるも、守りを固める新羅軍の兵士に拘束をされる2人、と、そこへ「放せっ」との声が聞こえ、1人の男が姿を現した。その、男こそ以前に『恩顧』が『イムジャ』に殺害を命じておいた(新羅との内通を手配していた為)細作の『ゾミアブ?』であった。
男の案内で城内の一室で話をする3人、『イムジャ』から殺した…と報告を受けていた男の出現に不審に思う『恩顧』…。実は、『イムジャ』は、細作であった男の命を助ける代わりに、百済が崩壊をした後は『恩顧』と『イムジャ』の身の安全を保証する…と言う約束を男と交わして逃がしていたのだった。『恩顧』に事実がばれて、ばつの悪そうな『イムジャ』、そんな彼を「困った人だ」というように見やる『恩顧』。が、やがて『ゾミアブ』の話す内容に2人は驚愕をする。彼は、「これからお二人にはタンハン城へ向って頂きます。そこで百済の最期を見届けることになるでしょう。」「どういう事だそれは?」と問う『恩顧』に「今や百済の命運は尽きたも同然なのです。唐は2千隻の船で13万もの大軍を率いて、海路から百済を攻め、新羅は総勢5万もの大軍で、陸路から百済を攻める手はずとなっているのですから」と、自慢げに話す。13万人と聞いた二人はその規模の大きさに、目を見張るばかりであった。尚も『ゾミアブ』は、「20万に近い大軍がサビに押し寄せるのですから、大軍の去った後のサビには草の一本も残ることはないでしょう」と話す。
2人きりになった『恩顧』と『イムジャ』。「…なんと言うことだ」と深いため息をつく『イムジャ』に向かい『恩顧』は、「わたくしはこれからサビに戻ります」と言いだし、『イムジャ』を愕かせる。サビに戻れば命はない…と『恩顧』を説得しようとする『イムジャ』に『恩顧』は、「今戻ってこの情報を伝えれば、『義慈王』と『階伯』はまだ百済を救う対策を立てる時間が出来る」と語り、袂から黒い小瓶を取り出して「私があなたと百済を出て新羅へ来たのは、この薬を用いて『キムチュンチュ』を毒殺しようと考えていたからです…」と打ち明けた。「私が死ぬ場所はここ(新羅)ではありません。百済なのです。」と、真摯な目で『イムジャ』を見つめる。その決意の深さに「陛下…」としか言葉のでない『イムジャ』。夜半、雑木林の中に立つ『恩顧』の元に『イムジャ』が近づき、「百済の役人を買収して馬を一頭用立てました。この先に繋いでおきましたからその馬をお使い下さい」と伝える。
長きにわたり、互いを支え合ってきた2人の最期の別れ…。『イムジャ』はその場に跪き、自分が進言した事や判断をした行動で、『恩顧』を窮地に追い込んでしまったことを悔い、謝罪をする。その姿に目を潤ませながら『恩顧』は、「…良いのです、オルシンのわたくしを思う気持ちはよく分っています…、今まで有り難う」と答え、歩き出す。「陛下、…陛下…」『イムジャ』のすすり泣く声と呼ぶ声が切れ切れに聞こえる。屋敷に戻った『イムジャ』に家人が、『ゾミアブ』が『恩顧』と『イムジャ』を酒宴の席に呼んでいると伝えに来た。…後ろを気にしつつ馬を走らせ街道を行く『恩顧』…宴席に『イムジャ』が1人で現われたことを不思議がる『ゾミアブ』。皇后の姿が見えない訳を問う彼に、なんとか誤魔化そうとした『イムジャ』であったが、すぐに追っ手を差し向け、『恩顧』を殺害してもかまわぬと言う『ゾミアブ』の指示に、「命を助けると約束をしたではないか?!」と愕きの声を上げる。
それを聞いた彼は、「約束ですと?!国を裏切って寝返ったあなたたちを、新羅が歓迎するとお思いでしたか?どのみち、ソラボルに着いたら死ぬ運命にあるのです!」と言うと、胸ぐらを掴んで烈しく抗議する『イムジャ』の胸に深々と短刀を突き刺した。床に倒れ、苦しい息の下から「…申し訳ありません…陛下、私がおろかでした…」と呟いて絶命する『イムジャ』…。…街道を逃げていた『恩顧』は国境に来て守りを固める兵士達に出会い、慌てて踵を返して雑木林の中へ逃げ込むも、後ろから矢を射られ、背中にそのうちの一本が刺さってしまう。しかも、後ろからは追っ手の兵士達が追いついてきて、『恩顧』の後を追跡し始める。矢を射られた弾みで落馬をした『恩顧』は、とっさに枯れ葉の中に身を埋め、追跡していた兵士達を逃げた馬を追わせることでやり過ごすことに成功をする。
幸い、矢は重ね着をしていた着衣の上からであったため、自力で抜くことが出来た。1人、雑木林の中をさまよい歩く『恩顧』…。ふらふらになり、山道で坂を転がり落ち、動くことが出来なくなっても、「戻らなければ…、必ず戻って『義慈王』や将軍に事の次第を伝えなくては」…との一念で体を起こそうともがく『恩顧』。サビの城内で百済国内の様子を『ヨンス』『テス』『トッケ』に探らせていた『階伯』は、3人の報告を受けて状況の厳しさを実感する。“羅唐連合”に対して、余りにも百済が不利な事を嘆き、弱腰の『トッケ』を「戦は兵士の数で決まるものでは無い、それなりの戦い方があるのだ!」と叱りつける。とは、言ったものの『階伯』も対策には悩んでいた。
…山の中で意識を失い朝を迎えた『恩顧』は、降り出した雨に意識を取り戻し、ひたすらにサビを目指して歩いていた。頭髪も着衣も乱れ、着衣には血と泥と枯れ葉がまとわりつく姿で、よろめきながら『階伯』の屋敷に辿り着く『恩顧』。屋敷の中にボロボロの姿で入ってきた『恩顧』の姿に、愕く『チョヨン』…・。「妃殿下?!」と駆け寄ってその体を支える。「今までどうしておられたのですか?!妃殿下?!」と問う『チョヨン』を見て、気の緩んだ『恩顧』はその場に倒れ込んでしまう。
『チョヨン』の看病で意識を取り戻した『恩顧』は、『チョヨン』に『階伯』に伝えたいことがあると話し、呼んでできてくれるように頼む、今すぐでなくとも体を休めてからでも、と言う『チョヨン』に、出来るだけ早く伝えなければならないと話す。それを受け、サビ城内で戦略に苦慮していた『階伯』に『恩顧』が屋敷で待つことを伝える『チョヨン』。その言葉に愕く『階伯』…。『恩顧』は『チョヨン』に用意をして貰った鏡の前で身だしなみを整えていた。そこに映るのは、一心に百済を思い『階伯』を思っていた頃の自分の姿であった。どうしてこうなってしまったのか…『恩顧』はそう自問していた。『チョヨン』に伴われて現われた『階伯』に『恩顧』は「…申し訳ありませんでした、将軍…」と謝罪し、「新羅は唐と手を組みました。唐は海路を通して13万もの大軍を百済に向わせるでしょう!」と報告をした。俄には信じられない『恩顧』の話しに『階伯』は戸惑い、子細を聞く。やがて『恩顧』は「百済をお守り下さい、この百済の危機を救い守れるのは将軍だけです…」と言うと、部屋を出て行こうとする。
慌てて止める『チョヨン』にも、心配をする『階伯』にも『恩顧』は『義慈王』の元へ赴く決意を変えようとはしなかった。その言葉に『チョヨン』は、「幼い頃より妃殿下をお守りしてきた私ではありませんか!『恩顧』アガシが堂々と贖罪が出来るよう、最期までお供致しますっ」と申し出る。城門の兵士達に囲まれる2人だったが、『チョヨン』は『恩顧』を守って一歩も引かず、兵士達はその気迫に近づくことが出来ない。『恩顧』はここまで自分を守って寄り添ってくれた『チョヨン』に、ここからは私1人で大丈夫だからと話し、「わたくしが陛下の元に戻りましたと伝えよ」と兵士に毅然して申し渡す。『恩顧』が戻ったとの報告を受け、愕く『義慈王』。『恩顧』は地に正座し、「陛下っ!わたくしは百済を裏切る“大逆罪”を犯しましたっ」「わたくし『恩顧』をどうか処罰下さいますようっ!」と声の限りに叫んだ。その声を聞きつけ外に出て来た『義慈王』に向かい『恩顧』は更に、新羅と手を組んだ唐が、13万という大軍を用意して百済を侵略しようとしている話を言上する。その、『恩顧』の話しに、周囲にいた重臣達は愕きの表情を隠さない。
『恩顧』を牢内に連れて行くよう指示する『義慈王』。引き立てられていく『恩顧』を複雑な表情で見送る。牢内で『恩顧』はこれまでの自分の人生を振り返り、改めて悔恨の情に涙するのであった。(これで4度目の入牢(^-^;)なのですよ彼女…)御前会議の場では、『恩顧』の処刑を論じる重臣達が『義慈王』の判断を求めていた。ここへやって来た『階伯』は、「今は、皇后の処罰を論じている場合では無い、すぐにも“羅唐連合”が攻めてくるかも知れないのだから、両軍への戦略を論じるべきである」と奏上する。しかし、重臣達は『恩顧』の言葉を信じておらず、百済を混乱させる嘘ではないかと疑い、『階伯』の発言を支持しようとはしなかった。『階伯』に、「将軍はトビチョン城を皇后の裏切りで、失ったではありませんか?お忘れですか」と問う。これに対して『階伯』はサビに戻れば命が危ないのを承知で、矢傷を受けながらも戻ってきた彼女の言葉は信用できる…。として重臣達と真っ向から対立をする。
『恩顧』の言葉を信じる『階伯』は、『義慈王』と2人きりになって、『恩顧』の処罰を配慮してくれるように求めるが、『義慈王』は「私が直接会って話そう…嘘をついているやも知れぬ」と答える。その夜、『恩顧』の牢を訪ねた『義慈王』は『恩顧』に向かい、「何故、あのままどこかに隠れていてはくれなかったのだ…。何故、ここへ戻ってきたのだ…」「私の手で、私の手で、お前を処罰させるつもりなのか…」と苦しげに問う、「わたくしは、陛下の手で断罪をして頂きたくて戻ってきたのです…」「わたくしは、百済の民を救う為にこうして戻って参ったのです…」と答える『恩顧』に『義慈王』は、「今更それに気が付いたのか…。だが、此度はそなたを守ってやることが出来ぬ…」「百済の民の気持ちを思えばそなたを許すことが出来ぬのだ…」そう呟く『義慈王』の言葉を聞き涙ながらに微笑み、黙ってうなずく『恩顧』…。
『恩顧』の元を去る『義慈王』は、戻る道すがら切ない気持ちに歩みを止め、百済の真の王として『恩顧』を見捨てなければならない身の不運に涙する。(ここのチェジェヒョンssi の表情は、見ているこちらまで胸が詰まる表情で(>_<)、心が痛くなりました…)。翌日からの『ワンヒョリン』の取り調べにも素直に応じて、全ての罪を認める『恩顧』。じっと杯を重ねて1人耐える『義慈王』…。佐平達の会議の場では、『恩顧』が『キムチュンチュ』の巧妙な誘いに乗ってしまった事が報告されていた。…隠遁した『興首』は書物の編纂に忙しく、『階伯』は、圧倒的に不利な状況をどう覆すべきか、地図を眺めて思案に暮れていた。
御前会議で、『恩顧』を取り調べた『ワンヒョリン』の報告がなされ、唐に皇后と皇太子の冊封を認めさせる代わりに、『恩顧』が情報を漏洩した事で『階伯』の率いた百済軍が大敗を喫した事が確実となり、重臣達は改めて『恩顧』の処刑を急ぐように揃って進言をする。ここでもなお、『恩顧』の処刑は今急ぐべく事では無い。急いで処刑を行えば、百済国内に揺さぶりをかけんとする『キムチュンチュ』の策に陥ることになる…。と力説をする『階伯』の姿勢に業を煮やした佐平は、「新羅と内通をして百済を裏切った皇后の言うことなど、信用は出来ません」と互いに声を荒げて対立した。そして、居並ぶ者達に向って「良かろうっ…この場に居合わせる者の中に、1人でも『階伯』将軍に賛同をする者があれば、皇后の処刑を延ばそうではありませんかっ!」と言い出す。この言葉に皆、顔を見合わすも賛同者は居ない…、佐平が『義慈王』に処罰を求めたその刹那、「『階伯』将軍の案に賛同致します!」と声を上げた者が居た。『興首』だった。
『義慈王』の前に進み出た彼は、「一言申し上げてよろしいですか?」「かまわぬ」「…皇后を真っ先に殺したいのは、この私ですよ…!盟友の 『成忠』を殺されているのですからっ」と何時もの調子で佐平に向って話し、『義慈王』に向き直ると「今は『階伯』将軍の言うとおり、“羅唐連合”に対抗すべく策を練るべき時です」とし、『成忠』がまとめ始めていた“大百済兵書”を引き継いで完成させ、届けに来たことを告げる。手渡された5冊もの“兵書”の束を手にした『義慈王』は、中を暫く眺めた後『興首』に、「このまま、ここに留まって私を支えてはくれぬか」と再び復職を願うが、彼は皇后が生きている限りは戻らないと言う意志を曲げることはなく、向後を『義慈王』と『階伯』に託すと、その場から立ち去ってしまった。それ以上引き留める術を持たぬ『義慈王』と『階伯』は、その後ろ姿を感慨深げに見つめるのであった。
牢内の『恩顧』に、彼女の処罰の決定と施行が伸ばされたことを伝えに来た『階伯』。彼の言葉に、全てを諦めて心を決めていた『恩顧』は、立ち去ろうとする『階伯』を呼び止め、今すぐにでも命を絶って欲しいと頼み込む。この言葉を聞き「今、死ぬことは叶いませんっ!今は死んではなりません!」と、語気を強めて語る『階伯』。その言葉に「わたくしは、もう自由に死を選ぶことも出来ぬのですね」と呟くのであった。
足取り重く牢舎から出て来た『階伯』に、駆け寄る『ヨンス』と『テス』。2人から『ヨンゲスムン』からの情報がもたらされた事を知る『階伯』。ペンニョン島を出た唐の水軍は南下を始めた…との知らせに、百済への唐の攻撃が確実となり、愕然とした面持ちで息を飲む『階伯』…。
…エンディングのあと、最終話の予告動画…
“黄原ヶ原”での戦場の様子や『キムユシン』のアップ、『恩顧』と『義慈王』のアップ。『チョヨン』と『階伯』のツーショット…そして、そして、剣を支えにして血にまみれ、息を乱し苦しげな表情の『階伯』チャングンの姿っ…゚(゚´Д`゚)゚。(*゚д゚*)… 「百済の兵士達よ! 進軍せよ〜!!」
はぁぁぁぁ、もうすぐしたら、35話と最終話の再放送です…。
これで本当に「リアル視聴」の最期かと思うと、この4ヶ月の来し方が偲ばれて、自然と涙が出ます。出演者の皆さんを始め、全てのスタッフの方々に、心からの感謝の意を伝えます。
今回も、記事の一部分(主に名称)を、
앞으로도 계속 응원하겠습니다.
(これからも 応援を続けていきます)
리뷰을 봐주셔서 감사합니다. kabukimon 드림
(ご覧になってくださって 有り難うございました kabukimonより)
…今日という日が来ることは、頭では理解をしているつもりでしたが、いざとなると、こみ上げてくる寂寥感と虚しさに、心が痛く、切ない思いで一杯です。゚(゚´Д`゚)゚。〜(>ュ<。)(*゚д゚*)…。上手く言葉が出て来ません…。