2011.10.30 Sunday
171.10.30「GyeBaek 階伯」27話!高まる緊張!ケベクとウンゴと義慈王と…!!恐るべし、ウンゴの妄執!ケベクを苦しめる…!!
<a href="http://keyword.blogmura.com/key00332475.html">[ケベク] ブログ村キーワード</a>JUGEMテーマ:「イサン・茶母・ケベク」時代劇のイ・ソジンssi (^_^)v♪
「ケベク」がいよいよ終末に向けて、盛り上がって参りましたっ〜(>_<)(^O^)!!ドラマを視聴し始めて2ヶ月、あっという間の2ヶ月が過ぎようとしています。この2ヶ月の濃かったことぉ…、そんな生活もあとひと月で終わるのかと思うと、寂寥感に苛まれます…。
今回の27話と、次回28話は今まで以上に内容も豊富で、時間が許せばそれぞれを、2回の記事(マンガ)に分けたいくらい…(o゚∀゚o)です。相変わらずの「想像・妄想・印象」の御紹介ですが、特に27話は些細な部分の記事が少なく、情報が何時もより少ないので、映像を見て想像をしている部分がかなり多くなっております(ToT)。基本、翻訳記事を参考にしての文章ですので、どうか間違いがあることをご理解下さい。また、今回は記事が長いので、携帯の機種によっては最後まで読めない場合も御座います。その時はどうかPCにて御覧下さいませ…それでは始めましょう…
한국의 「계백」 팬 여러분 안녕하세요.
(韓国の「ケベク」ファンのみなさま こんにちは)
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…冒頭は、前回26話の後半を振り返りながら、『ウンゴ』がドンドンと暴走し始めたのは、全ては『ケベク』への妄執からで、『ウンゴ』その本音を堂々と『ケベク』に話す場面へ…これを聞いた『ケベク』の驚愕…。
『ケベク』はひとり部屋の中で、『ウンゴ』の行動(『キムチュンチュ』を断罪に処す)の真意が、自分への妄執と『義慈王』への復讐にあることを知り、苦悩をしている。ここに『ソンチュン』がやって来て、悩んでいる様子の『ケベク』を気遣う。次に憤慨した様子の『フンス』が入ってくる。『キムチュンチュ』の処分を巡る『義慈王』や『ウンゴ』の言動に、不信感を露にして何時もの毒舌を吐く。『ケベク』は、その言葉に思わず立ち上がり、『ウンゴ』を庇おうとする。ここで、『ソンチュン』が、「今話題にすべきは、百済の行く末に関わる一大事なのだ、百済の為に、今何を成すべきか考えねばならぬ時に、些細な事で言い争っている場合ではない!」と、2人を窘(たしな)める。
3人は、それぞれに手分けをして「政事巖会議」に出席をする貴族達の説得に回り、“今、『キムチュンチュ』を処刑する事は、国益に反する”と根気よく説いて回った。この3人様子をじっと見つめるのは、『イムジャ』とその配下の侍女達である。3人は、『ウンゴ』や『イムジャ』に脅されていた貴族達にも再度“処刑の反対”を訴える。そして、運命の「政事巖」会議の日、白票もあったものの一票差で【『キムチュンチュ』の処刑は見送る】という評決が下され、『義慈王』に報告される。自分の意見が通らず、『キムチュンチュ』の延命が決まったことで腹を立てた『義慈王』は、決定を無視して「『キムチュンチュ』の死刑は行う!」と宣言をする、重臣達からは一斉に「お考え直し下さい…王様〜」との声が上がる。
重臣達には、何を言っても無駄だと悟った『義慈王』は、腹を立てたまま玉座を降り、自室に戻ってしまう…。その後を付いて行った『ウンゴ』は、自分の説得(脅し)に逆らったであろう貴族達の顔を睥睨(へいげい)しながら出て行った。自室に戻った『義慈王』は、今回のことで王権の強化の為には、「政事巖会議」の撤廃を考え始める。また、『ケベク』の説得で貴族達の気持ちが動いた事で、いよいよ『ケベク』への敵愾心が増す『義慈王』。その様子を艶然と微笑みながら聞いていた『ウンゴ』は、「王様…、『キムチュンチュ』は死罪に値すると思います」と話す。これを聞いた『義慈王』は「そなたは貴族達よりも私の気持ちを良く理解してくれている」と嗤い、「で、どうするのだ?!」と問いかける。「証拠が残らぬように殺せば、貴族達も文句は言えないでしょう?!」「そんな方法があるのか?」「はい、王様…毒の香を用います」躊躇いのない『ウンゴ』の言葉に、満足そうに嗤う『義慈王』…。
(多分『フンス』の邸宅内の一室)…碁盤を挟んで『フンス』と『ケベク』が会話をしている。『フンス』は話しをしながら碁の棋譜(きふ:この言い方は、将棋の時だけかも知れません、碁を知らないもので、御免なさい)をしている。今回は、『キムチュンチュ』が関わったことで、表面化はしなかったが、いずれは『テ』と『ヒョ』の間で、“世継ぎ問題”が取りざたされる日が来ることを話し合っている。『フンス』は『テヨン』の息子『ヒョ』の養育に携わっていて、『テ』の将来に百済の未来を賭けている。
『イムジャ』は息のかかった侍女に、『キムチュンチュ』の暗殺に使用する“毒”の入った小箱を手渡し、その方法を伝授している。その夜、侍女は『キムチュンチュ』の自室で、香炉の中にこっそりと“毒を混入するのに成功をしていた。『ケベク』は「政事巖会議」での『ウンゴ達の様子が気になり、『チョヨン』を伴って『キムチュンチュ』が幽閉されている屋敷を訪ねる。邸内に入った『チョヨン』はすぐさま異臭に眉をひそめ、訴えを聞いた『ケベク』は急いで『キムチュンチュ』の部屋へ入る。部屋の中ではグッタリとした『キムチュンチュ』が、意識を無くして机に突っ伏してる。チョヨンは、部屋に置かれた香炉から異臭がする事を突き止め『ケベク』に報告をする。『ケベク』の呼び掛けにも全く反応を示さない『キムチュンチュ』に、『ケベク』は急ぎ医官を呼ぶよう『チョヨン』に指示をする。異様な匂いに思わず『ケベク』も自身の鼻を覆う。
優雅に自室で茶を嗜(たしな)んでいる『ウンゴ』の元を、『ケベク』が『チョヨン』を伴って訪ねる。突然の『ケベク』の来訪に、嬉しそうな笑みを浮かべ「どうかされたのですか?将軍?…」と声を掛ける『ウンゴ』、『ケベク』はそれには答えず、堅い表情のまま彼女とは目を合わさずに『チョヨン』を促し、『チョヨン』は持ってきた香炉を『ウンゴ』の目の前に置く。訝(いぶか)しげな目を向け「これはいったい…?」と問う『ウンゴ』に『ケベク』は、「これは、殿下の御存知の物ではありませんか?」と逆に問い、「これがわたくしの知っている物?」「…今夜『キムチュンチュ』が暗殺されかけたのです…寸でのところで一命は取り止めましたが…」「『キムチュンチュ』の暗殺?!それと、どう関係が?」そう問いかける『ウンゴ』の言葉に、『ケベク』は傍に控えていた『チョヨン』に「私に話したことを、もう一度お話ししろ」と命じる。しかし、なかなか言葉が出てこない『チョヨン』に『ケベク』はなおも、「お話しするんだ!」と語気を強めて命じる。
仕方なしに話し始める『チョヨン』…彼女の話は、以前『ウンゴ』と共に商団で働いていた時に、【ベトナム産】の毒を扱ったことがある。という内容で、『ウンゴ』もこの毒のことはよく知っているはずだ…というのだ。申し訳なさそうに肩を落としている『チョヨン』を下がらすと、『ケベク』は初めてしっかりと『ウンゴ』の顔を見て、改めて『ウンゴ』に事件への関与を問い正す。何も知らないという『ウンゴ』の言葉に、部屋を出て行こうとした『ケベク』を呼び止める『ウンゴ』。振り向いた『ケベク』に『ウンゴ』は、「将軍!!『キムチュンチュ』は百済の為には、死んで当然の人物なのです。何故、助けようとなさるのですか?!もう、手出しは無用に願います!」「此度のことは、何もかも、あなたのためにした事なのに!」と、先ほどとは打って変わったキツイ眼差しを『ケベク』に向けながら話す。しかし、「そんな訳にはまいりません、『キムチュンチュ』を殺す事は今の百済にとっては良くないことなのです、どうかお考え直し下さい」「私のことなどを考えず、昔の事に拘(こだわ)るのはお止め下さい」と引き下がらない『ケベク』。
やがて、「…ウンゴお嬢様…」と優しく声を掛け、「どうか、私の知るウンゴお嬢様に戻って頂けませんか?…」と哀願をする。『ケベク』のこの言葉に、『ケベク』の方を向く『ウンゴ』…互いに顔を見合わせ目を見つめ合う2人…。しかし、すぐに『ウンゴ』は目を反らしてしまい哀しげな表情をすると、「あなたの知る『ウンゴ』はもういません…信じていた人に裏切られ、その時に死んでしまったのです…」これを聞いた『ケベク』は「お嬢様…!どうか、百済と百済の民の事だけを、お考えになって下さい…」と切ない声で訴える。しかし『ウンゴ』は、これを聞くと表情を強ばらせ、「『キムチュンチュ』の事について、関わるな!…と言うのは忠告ではありません将軍!…これは警告です!!」となおも厳しい言葉を投げつける。この『ウンゴ』のにべもない態度に言葉を失う『ケベク』…。『ケベク』が去った後、庭に出て決意の表情をする『ウンゴ』。
その足で、『義慈王』に会いに行く。彼は『イムジャ』の報告を受け、またしても『ケベク』に邪魔をされたことで、『ウンゴ』にも八つ当たりに近い叱責をする。『ウンゴ』は婚礼の日に『義慈王』に誓った言葉を思い出し、自分を信じて欲しいと訴える。この『ウンゴ』の言葉に『義慈王』は、黙って懐から一枚の布きれを取り出すと広げ、「これは母上の残した遺言だ。父上ですら信用をしてはならん…と、書いてあるのだぞ、こんな私が誰かを“真実、信じきること”が出来ると思うか?!」こんな『義慈王』の本音を聞いた『ウンゴ』は、なおも「信じて頂けないのなら仕方がありません、しかし、わたくしは、“最後まで陛下の望(のぞみ)が果たせるように、お支えする”と誓ったのです」と決然と『義慈王』に訴える。
その夜、『キムチュンチュ』の幽閉先の屋敷を、黒ずくめの男達の集団が急襲する。彼らは鮮やかな手際で、音もなく次々と見張りの兵士達を物の見事に倒していき、幽閉されている部屋へと近づく。同じ頃『キムチュンチュ』は、幽閉されている部屋で医官の診察を受けていた。毒の成分が少しまだ体に残る彼は、少し辛そうにしている。ここに黒い編み傘を目深に被った男を先頭に、黒ずくめの集団が乗り込んでくる。出会い頭に切られる医官。緊張した表情の『キムチュンチュ』の前に、傘を取ってて挨拶をする男…、彼こそは『ケベク』の兄、『ムングン』であった。『ムングン』の顔を見た『キムチュンチュ』は「…遅かったな!」と、にやりと笑みを浮かべる。2人は、脱走に気が付いて攻撃をしてくる兵士達を次々と躱し、用意してあった馬を駆って宮殿をまんまと抜け出して行く。
『キムチュンチュ』脱走!!の知らせはすぐさま『義慈王』の元に届き、急ぎ『ケベク』が招集される。脱走は『ケベク』の仕業と考えた『義慈王』であったが、違うと判るとその場で『ケベク』に追撃の命を下す。『ケベク』は『テス』『ヨンス』『トッケ』を引き連れて『キムチュンチュ』の後を追う。途中の分かれ道で合流した『チョヨン』と状況を分析をした『ケベク』は、『キムチュンチュ』達の足取りを予想して、先回りをするルートを選んで追撃を始める。
暗い山道を逃げつづける『キムチュンチュ』の一行だったが、いきなり闇の中から飛んできた矢が、走っていた黒ずくめの男の1人に刺さり慌てて立ち止まる。ここに一気に姿を現す『ケベク』達、矢は『ケベク』の配下の者が放ったのだった。悔しそうにため息を漏らす『キムチュンチュ』に、『ケベク』は長剣を抜き放つと「『キムチュンチュ』!これ以上逃がすわけにはいかぬ!」と、長剣を突きつけた。先頭に立ちこう叫ぶ『ケベク』の姿を見た『ムングン』は、追ってきたのが『ケベク』だと判って、『キムチュンチュ』に、「下がっていて下さい」と声をかけると馬から降り、まっすぐに『ケベク』の方へと向っていく。
躊躇いもせずに目の前にやって来た黒い編み傘の男に、「おや?」という表情をした『ケベク』であったが、瞬時に、剣を抜いて一斉に斬りかかってきた男達との死闘が始まる。(ここでの、剣を交えた死闘の場面は、結構リアルです。ワイヤーアクションを使いつつも、突飛な演出はありません。不自然な動きギリギリの演出で、戦う役者さんと、激しい殺陣のスタントマンの映像との繋ぎが見事です!(*^_^*)!特に、『ケベク』と『ムングン』の斬り合いは凄いっ!!でも、烈しすぎて目がついて行かない…)2人、剣を当て力で押し合う内に、ついに『ケベク』は編み笠の男の顔を見、『ムングン』であることに驚愕をする「…兄さん…!」思わず呟いた彼の言葉に「…兄さんと呼ばれる覚えは無いっ!」と戦うことを止めない『ムングン』、真剣に殺そうとしてくる『ムングン』の刃に手加減も出来ず、互いに死力を尽くした真剣勝負となる。が、ついに『ムングン』の剣を叩き落とし、地に伏した彼を追い詰めた『ケベク』であったが、ここに馬の鳴き声とひずめの音がどこからともなく聞こえてきた。
近づいて来る軍人達の先頭に立つ男の顔を見た『ケベク』は、思いも寄らない人物との再会に、愕きの色を隠さなかった。その男こそ、今や新羅の将軍となった『キムユシン』であった。「…キムユシン…」と呟く『ケベク』に『キムユシン』は、「“イリ”!久しぶりだな」と昔の名前で声をかける。『ユシン』の背後には松明を持つ多くの歩兵が控えており、『ユシン』の方へと悠然と歩いて行く『キムチュンチュ』と『ムングン』を、ただ黙って見つめることしか出来ない『ケベク』は忸怩たる思いで2人を見送る。そんな彼に『キムユシン』は、「ソゴク城ではお前に手痛くやられはしたが、これからは奪われた城を取り戻させて貰う」と言い、対する『ケベク』も「今まで、新羅のどの将軍にも手応えを感じてこなかったが、これからは少しは手応えのある戦が出来そうだな」と『キムユシン』に怯(ひる)むことなく言い返す。
去り際に、「『義慈王』に伝えろ!この借りは必ず返すとな!」と声高に吐き捨てる『キムチュンチュ』。これに腹を立てた『ケベク』は、少数であってもなおも引こうとはしなかった。そんな『ケベク』に『キムユシン』は、「そんな少しの人数で1万からの軍勢を相手に出来るものではない…、今度は互いに戦場で相まみえよう」と言い置く。その言葉に周囲を見渡す『ケベク』達…確かに松明が闇の中に波間のように揺らめいている。悔しそうに『キムユシン』達、新羅軍を見つめる『ケベク』…。宮殿でこの『ケベク』の報告を受ける『義慈王』や重臣達は、その場にやって来た急使のもたらす知らせに大きく響(どよ)めく、報告に因れば、これまでに『ケベク』が陥落し手に入れた城の幾つかが、既に『キムチュンチュ』や『キムユシン』達新羅軍により、再び新羅に取り返されている!!というのだ。
このことは、『ケベク』がここ暫く戦場を離れ、サビの都に滞在をしていたことも大きい要因だと進言をする佐平…。『義慈王』は『キムチュンチュ』達新羅を攻撃して、思い知らせて百済から撤退させるよう『ケベク』に命じる。これを受けて『ケベク』は作戦を立てる。彼は新羅軍の裏をかき、タンハン城ではなくてテヤ城を先に陥落させる案を考え、『ソンチュン』に相談をする。『ケベク』の考えに『ソンチュン』も同意をする。2人は『義慈王』に案の説明をして作戦の了解を得る…あいかわずの『ケベク』の鋭さと能力の高さに、自虐の嗤いを漏らす『義慈王』…。そして彼は重臣達の前で、この度の戦には自分が総大将として出陣をする意志を明確にして一同を愕かせる。もちろん、『ケベク』や『ソンチュン』も初耳の事であった。『ケベク』を始めとする三将軍に同道を命じる『義慈王』に、『ウンゴ』も自分の思いを巡らせるのであった。 追記:2011.10.31に上記の赤字の部分を訂正しました。
その頃、テヤ城では『キムチュンチュ』が娘『コタス』とその夫で、テヤ城の城主『『キムブンソク』と出会っていた。娘の『コタス』は『キムチュンチュ』がサビの都で殺されかけた話を聞き、百済のやり方に腹を立てていた。『キムチュンチュ』は「百済の『義慈王』はどうしようもない愚かな王だが、将軍『ケベク』だけは信用のおける人物だ」と話す。そして、城主の『キムブンソク』に、万が一にもこの城が狙われることは無いだろが、もしもの時は『ケベク』将軍に話を付けると良いだろう」と助言をする。若い2人の幸せそうな姿に、父として深い愛情を注ぐ『キムチュンチュ』は、「ソラボルでまた会おう!」との言葉をかけて騎乗の人となる。
テヤ城に向けて進軍を始めた百済軍…。騎乗している『フンス』は『ケベク』に向って、『義慈王』が『ケベク』の発案である、“テヤ城攻略”をさも自分が考えついたかのように振る舞っている事について、『キムチュンチュ』を逃して立場がない『義慈王』の苛立ちから…と分析している。そこに伝令がやって来て、『義慈王』が『ケベク』を呼んでいると伝える。「お呼びですか、陛下…」と問う『ケベク』に『義慈王』は、『ケベク』が『義慈王』と再会してから今日までの縁を懐かしそうに話し出した。「最初は父『ムジン』の復讐のために、私の命を狙っていたな…」「あの時に、私を殺しておけば良かった!…と思うことは無いのか?」「『ウンゴ』の事で私に復讐するとも言っていたではないか…」そう話しかける『義慈王』に『ケベク』は、「陛下、全てはもう過去のことです。わたくしの愚かな振る舞いはもうお忘れ下さい」と応え、その言葉に『義慈王』は嬉しそうな笑い声を上げる。
テヤ城では、『義慈王』を総大将とした百済軍がソラボルではなく、テヤ城を攻めに来ているとの情報がもたらされる。不安そうな若い城主とその妻であったが、城主『キムブンソク』は怯むことなく立ち向かう準備を指示する。
サビの宮中の庭で、『ウンゴ』と出会った『テヨン』は、(『キムチュンチュ』の策に惑わされた事で気まずいので)『ウンゴ』に向かい、「いずれお互にわかり合う日もあるでしょう…」と精一杯の譲歩の言葉をかけるが、『ウンゴ』はにこやかに笑みを返しつつ、「妃殿下が、以前の様な真似をして、もし、またわたくしの邪魔をなさるのでしたら、その時には大切な『テ』様にも災いが降りかかりましょう…」と言い、冷たい一瞥を向けて脅して立ち去る。その後ろ姿を、心底憎いと思いながら見つめる『テヨン』。部屋に戻った『ウンゴ』は、待っていた『イムジャ』に向って、『キムチュンチュ』のお陰で自分の思い通りに事が運びつつあることを嬉しそうに話す。
テヤ城では、激しい戦闘が続いていた。『ケベク』が三日も連続をして攻撃をした事で、テヤ城の堅い守りも綻び始めていたが、『ケベク』の軍にも多数の死傷者が出ていた。そこで『フンス』は密かに細作(さいさく=密偵・間諜)に命じ、テヤ城の不満分子に渡りを付け、買収をし、テヤ城内部からの揺さぶりをかける作戦にでた。自軍の傷ついた兵士達の姿を見た『ケベク』は、傍らに控えていた『チョヨン』に「お前は大丈夫なのか?どこか体を痛めてはいないか?」と気遣う。その『ケベク』の言葉に少し戸惑い、ぼそぼそと返事を返す『チョヨン』…『ヨンス』や『テス』も軽傷を負っている。そこに『フンス』が駆けつけ、テヤ城の内部分裂を成功させた事を伝える。この報告を受け、『義慈王』の天幕で作戦会議が開かれ、早速『ケベク』が出陣をしようとする。
すると『義慈王』は『ケベク』を呼び止め、「そなたの軍は三日連続の攻撃で疲れ切っておろう、此度は後方支援にあたれ」と命じる。その言葉に周囲は一様に愕くが、『義慈王』は他の2人の将軍に命じて、自分と共にテヤ城の攻略に臨むよう命じる。『義慈王』は、“テヤ城陥落”の功労者としての讃辞が、『ケベク』に送られる事が許せなかったのだ。待ち望んでいたテヤ城攻略の出陣に、意気軒昂な『チョヨン』達であったが、『ケベク』に「後方支援をする事になった」と告げられ、憤りを隠さない。1人『トッケ』は(死なずにすむと)喜んでいる。後方支援で警戒をしている『ケベク』に『フンス』は、「ここにいれば、もしもテヤ城が陥落をしなくても責任を取らなくて良いから気楽だろう?!」と言って『ケベク』を和ませる。ここへやって来たのが『ウンゴ』と『イムジャ』。4人は互いに訝しげに「何故ここにいるのか?」と尋ね合う。そのまま『ウンゴ』は、先陣にいる『義慈王』の元へと向う。
この様子に『フンス』は、「益々『サテク妃』と同じだなっ!」と皮肉を言う。聞きとがめる『ケベク』に『フンス』は、「『キムチュンチュ』暗殺未遂での事を考えてもみろ!」という、すると『ケベク』は、『ウンゴ』が変わってしまった原因を「信じていた人に裏切られたので、以前の私は死んだのです」と聞かされたことを話す。この言葉に思わず『フンス』は、「それだけか?他には何も聞かなかったのだな?」と真顔になって聞き返す。『ケベク』は『フンス』の言動を不審に思い、「ヒョンニム!!」となおも問い詰めようとしたその時!!「将軍っ!!」と叫びながら『チョヨン』達がやって来て、『義慈王』の率いる百済軍がテヤ城を陥落させた事を伝える。この報告に、安堵の表情を見せる『ケベク』。が、報告をした『チョヨン』達の様子がどこかおかしいのに気が付き、何事かを言い淀む素振りの『チョヨン』達を「話せ!」と促す。
一方『義慈王』は、内部分裂で瓦解したテヤ城の新羅兵達を、無慈悲にも殺害する命を下していた。投降すれば命は助かる、と聞いていた軍人や兵士達は必死に許しを請うが、『義慈王』は意に介さず、殺戮を続けていた。百済の将軍達も、なんとか『義慈王』の凶行を思い留まるよう言上するが、「戦場では約束など脆いものだ!」「新羅こそ、過去の約束(母『ソンファ』皇后が百済に嫁いだのに、百済の地に進軍している)を守っていないではないか」と言って全く取り合おうとしない。その頃、事情を聞いた『ケベク』は、前線の『義慈王』の元に馬を飛ばして駆けつけていた。投降した新羅兵達を次々に斬り殺していく百済兵…。ついには城主『キムブンソク』と、その妻であり『キムチュンチュ』の娘である『コタス』が残るだけとなった。
『義慈王』の御前に引きすれられ、跪(ひざまず)かされている若い2人。若いが、まっすぐに顔を上げ城主として、『義慈王』のやり方に真っ向から苦言を呈する、『キムブンソク』。周囲の将軍達も、この2人だけは生かすべきだと、必死に『義慈王』を説得する。しかし、『キムチュンチュ』が百済でしたことや、脱走した事が許せない『義慈王』は『キムチュンチュ』の非難をする。これを聞いた『コタス』は、…「そうか…判った!…切るがいい!!と叫び、城主『ブンソク』に向って「将軍!!覚悟を決めましょう!!…きっと、きっと!父上が私たちの恨みを晴らして下さいます!!」ときっぱりと言い切った。気丈な『コタス』の言葉に『義慈王』は、「きっとあの世で父と再会をさせてやろう」と睨み付け、「切れっっ!!」と命じる。「ははっ」と応じた兵士が、まさに剣を抜きかけたその瞬間っ、「お待ち下さい!!」と『ケベク』の声が辺りに響き渡る。すぐに動きを止める兵士…。
ゆっくりと『キムブンソク』『コタス』の背後に立ち、厳しい目つきで『義慈王』を見据える『ケベク』。「陛下!!こんな事をしてはなりませぬ!!戦といえども、“信義にもとる”行為は断じて許されるものではありません!“投降すれば命を助けるという約束”をお守り下さい!!」と激しい口調で訴えた。これに対しても『義慈王』は戦場での信義などというものは存在しないと、言い切り『ケベク』の言葉を聞こうとはしない。なおも『ケベク』は、「陛下…新羅が敵だとは言っても、約束を反故にして斬り殺せばそれはただの殺戮です…お考え直し下さい…」「陛下!!」と叫んだ『ケベク』のキツイ口調に、ついに『義慈王』も声を荒げて立ち上がり、「お前は私の臣下であろう!!」と言って、抜き放った剣を『ケベク』に突きつけ、「そなたが2人を切るのだ!」と低い声で命じる。剣と『義慈王』を交互に見る『ケベク』…、さらに「これは王命だ!」と迫る『義慈王』に、ついにその口を開き、「私『ケベク』は、その王命に従うことは出来ませぬ…」とハッキリと宣言をしたのであった。この宣言に目を見開く『義慈王』!!その『義慈王』の顔をじっと見つめる『ケベク』…。エンディングロールそして、28話の予告動画…。
…はぁああぁ、終わりましたぁ〜(ToT)〜最後までお付き合い下さって、最後まで読んで下さった皆さま…本当に感謝を致します…m(_ _)m(^_^;)切ない28話の予告動画、先週の火曜日は視聴をし終わった後、『ケベク』の心境を思うと切ないは、辛いは…、しかも、キムヒョンソンssi とチョンノミンssi とキムユソクssi の演技が素晴らしい〜(*^_^*)(^_^)v 感動!感涙!でした。やっと27話の御紹介…周回遅れが段々酷くなっていますが、これからも、どうかお訪ね下さると嬉しいですっ(^^)/~~~
앞으로도 계속 응원하겠습니다.
(これからも 応援を続けていきます)
리뷰을 봐주셔서 감사합니다. kabukimon 드림
(ご覧になってくださって 有り難うございました kabukimonより)
今回も、記事の一部分(主に名称)を、 韓ドラKTX(管理人 madray1さま)の美しい和訳から引用をさせて頂いています。是非、足を運んで“美しい和訳による記事をお楽しみ下さい〜!!こちらで29話と30話の和訳もアップされています。あんなことも、こんなことも分かっちゃいますっ〜!!
更に、もうお一方、C+Diary* (管理人chirinさん)のブログからも和訳やお話の展開を参考にさせて頂いております。何時も美しいお写真がちりばめられた内容で、イソジンssi のベストショットや動画が満載です。